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FRP アチーブの技術紹介 タイトル
過去に掲載した技術紹介
FRP一般成型品製作工程(エアロパーツ) FRP一般成型品製作
工程(エアロパーツ)
FRP防水 FRP防水 耐蝕FRP・耐蝕樹脂 耐蝕FRP
フェノールFRP フェノールFRP フィッシングボート フィッシングボート  

船体長さ 3615mm 船体巾 1478mm
船体深さ 608mm 船体重量 125kg
最大搭乗員数 3名 船外機馬力 15ps
船外機馬力 15ps    


【1.製作図面】
【2.木型製作】
【3.木型処理】
【4.マスター型製作】
【5.生産型製作】
製作工程の順序は1製作図面 、2木型製作、3木型処理、4マスター型製作(生産型の型)、5生産型製作、と進みここからがボート本体の製作となります。
ここに上げました1〜5は専門職の分野と思われますので、省略して生産型が有る事を前提に型点検より完成迄を写真付で解説します。

型の埃や汚れを洗い流し、型表面の状態が良いかを確認!型曇り、クラック、擦り傷等は製品表面にそのまま転写されるので、不良箇所は必ず修復の事。
離型処理は製品を型から取出す重要な工程です、車にワックスを掛ける要領で離型剤(ワックス)を擦り込み拭き取る、この作業の繰り返しがワックスを型に馴染ませる事で一番大切です。この作業が後のゲルコート塗布、脱型工程の要で製品表面の艶等、出来栄えを左右します。
※貴方に“トレビアン”と言わせる、光沢を放つボート作りのポイント其の一。


離型剤塗布後の成形型


ゲルコートの塗布(基準色・ダークグリ−ン・ホワイト)
ここからがいよいよ積層です、作業手順を追ってみましょう。

(1)
ゲルコートの塗布の注意点は塗布量を均一に、膜厚にムラが無い様に、立ち面の垂れは色むらの原因となる事が有り、硬化不良や厚みむらは製品面の縮みの原因となる。

※ 白い製品には黒の捨てゲルを吹く事を薦めます、色の透けを防ぎ積層時の泡が見え易い。
※ 湖畔の水面に浮かぶ“貴方のイメージカラーのボート”に仕上る大切なポイント其の二。


ゲルコート塗布後



型に合わせてマットを置く
ガラスマット積層
(2)
サーフェーシングマットの積層、ゲルコートの表面を裏から支え、表面クラック防止、マットパターンの表面への映り込みを止め平滑性を上げる等、表面層に大きく影響します。積層に当たっては、樹脂枯れ、樹脂溜り特に脱泡不良の無き様、充分注意する事。

(3)
ガラスマットやロービングクロスでの積層、どれだけ気泡を入れずに成形できるかが製品の優劣となります、特に1層目の気泡は、ゲルコートの割れに繋がりクレーム品となります製品の要求される厚み、強度により積層枚数や組合わせを確認する事。

(4)
樹脂量は通常ガラス量の2倍を目安に、樹脂過多は重く成り強度も落ちます、樹脂を絞りガラス含有料が上がれば軽くて強靭になります、製品に要求される強度によりガラス繊維の種類、組合せ、積層枚数や補強位置を計算設計します。

(5)
積層面(内面)の美観を要求される製品には着色のためトップコート樹脂を塗布します。




樹脂の吹き付け



積層面の補強取付


積層した製品を型から抜き取る工程ですが、最大の注意点は製品に傷を付けない事です。
形状により脱型方法も自ずと異なります。バケツの様な形状であれば底部にエアーを注入するのが一番、受皿状であればフランジ部にゴムや木の(金属は禁物)楔を何個か使って周囲に打ち込む、又大きさによってはエアーも併用するのがいい。
いずれにしろ、離型し難い時はエアーや楔を使いながらプラスチックかゴムハンマーで周囲を軽くたたく事で離型を促すと良い。


脱型中



脱型後トリミング前


成形時に出来る余分な所をカットライン(ケガキ線)や加工治具に合せてカッテング砥石やダイヤカッタで切り落とし、切口はペーパーや鑢で又細部はリューター等で仕上げる。
切断、穴あけ、研摩等にはFRP加工専用工具の使用で仕上がりが一段と良くなる。


トリミング中
基本的には船体部の積層と方法、手順、注意点は同じです。船体部同様型整備に始まりゲルコート塗布、サフェーシングマット・チョップマットの積層、補強材取付と進み次に隔壁の取付となります。
但し、船体部と異なりコーナー部が鋭角な所が多くあるのでポリエステルパテやロービングを束ねて角にあてがう等、気泡空洞が出来ない様細心の注意を払うこと。これらのミスは即ゲルコートの割れに繋がります。デッキの一部でも有るハッチ部も同様です。


デッキ部ゲルコート塗布


デッキ部積層中


デッキ部補強材施工


隔壁取付


デッキ 部脱型


ハッチ部ゲルコート


ハッチ部積層


製品に傷を付けないように細心の注意を払い部品を取付ける、左右の歪みに注意、ゲージは必ず当てて確認する事です。部品の取付や穴加工で注意する事は、部品の二次接着箇所です。接着個所は必ずサンディングを忘れずに実行する事、手を抜いて使用中に剥離する様な事になれば大変です。

デッキの接合部パテ補充中


デッキの接合


デッキの接合完了


デッキの接合が終われば後は防舷材や金物を取り付け作業を残すのみで、ほぼ完成です。
残るは、お客様の好みに合せたデッキカーペット、シート等の儀装だけです。
製品の最終確認と埃の吹飛ばし水洗いとバフ掛け、これで自信を持っての出荷となります。
貴方のお手元へ!

当社は、艇に関する事のみならず、FRPに関する様々なノウハウを持ち、
各種製品もお取扱いしております。
FRPや艇について検討されておられる方は是非ご連絡下さい。


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電話 06−6383−2851 FAX 06−6382−5821
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